初めてクレジットカードを作る人におすすめのカードと選び方
- 初めてクレジットカードを作るけど色々ありすぎて何がいいのかわからない。
- 年会費無料のカードでも大丈夫?
- 国際ブランドって?
初めてクレジットカードを作ろうと思ってもわからないことが多いですよね。
大切なあなたのお金に関わるものですから不安になるのも当然です。
この記事では初めてカードを作るひとや今のクレジットカードでいいのか悩んでいるひとにおすすめのクレジットカードとその選び方を紹介します!
【結論】初めてのクレジットカードにおすすめなのは楽天カードor三井住友カードで国際ブランドはVISAかMasterCard!
世の中にはいろいろなカードがありますが、住んでいる地域や使っているサービスに関わらず誰にでもおすすめできるカードは楽天カードと三井住友カードです。
どちらも年会費無料でポイントの還元率がよく、どちらのポイントも現金のように使い勝手が良いのでカードを使うだけでお得になります。
家の近くに〇〇があって買い物はほとんど〇〇!
というひとには〇〇カードなどのそのお店独自に作っているカードもおすすめですが、多くの人は通販もコンビニもスーパーも利用しているのではないでしょうか?
それぞれにお得なクレジットカードを何枚も作ったり、考えて利用するのは面倒ですよね。
また、カードを複数持つとポイント還元よりも年会費の方が高くつく可能性だってあります。
その点、楽天カードはどこで利用しても最低1%、三井住友カードは最低0.5%のポイント還元があります。
それではなぜ楽天カードと三井住友カードが初めてのクレジットカードにおすすめなのか理由を解説していきましょう!
初めてのクレジットカードの選び方
その1:年会費無料のカードにしよう!
クレジットカードはいろいろありますが、初めてのクレジットカードには年会費無料のものを選ぶことをおすすめします。
現金しか利用したことがない人がいきなりクレジットカードでたくさん支払うのは結構勇気がいること。
年会費がかかるカードだとポイントで元を取ろうとして余計な買い物をしてしまうことがありますし、逆に慣れていなくてクレジットカードを利用せずに現金で払ってしまったりして、年会費を払っているのにポイント還元の恩恵を受けられない可能性があります。
そういった理由から、初めてのクレジットカードには年会費無料のものをおすすめします。
楽天カード、三井住友カードはどちらも年会費無料です!
その2:国際ブランドはVISAかMasterCardがおすすめ!
国際ブランドとは世界中の国や地域で利用できるクレジットカードのブランドのことです。
世界5大ブランドとしてVISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress、Diners Clubがありますが、初めてのカードの国際ブランドには圧倒的にVISAをおすすめします!
VISAは知名度、普及率ともに最も高い国際ブランドです。
世界基準だけではなく日本でも同様に、VISAが使えなくて他のカードが使える店舗というのはあまり見たことがありません。
統計では日本での国際ブランド加盟店はJCBの方が多いということになっていますが、感覚的にはVISAの方が多いです。
わたしの場合、楽器店をよく利用するのですが小規模な楽器店などではJCBが使えないことがあります。
お店側の事情を暴露すると、実はJCBは店舗が負担するクレジットカード利用料がVISAに比べて高いのです。
ですので小規模商店などでは使えないようにしているところが多く利便性に欠けます。
JCBは唯一の日本ブランドだからぜひ利用して応援してあげたいのですが、よく利用する店で利用できないのはなかなか厳しいです。
また、日本では大手クレジット会社がセットで営業をしていたという背景があり、VISAとMasterCardは使える店舗がほとんど一緒です。
AmericanExpress、Diners Clubはステータスが高いことに定評があります。
しかし、JCBと同様に小規模なお店では利用できないことが多く普段から利用するカードとしては利便性に欠けるので、初めてのクレジットカードにはあまりおすすめできません。
最近は小さいお店でも使えるところが増えてきたけどね!
では、VISAとMasterCardではどちらがおすすめなのでしょうか?
実はVISAとMasterCardの使えるお店はほとんど同じなのでどちら!と決めるのが難しいです。強いて言うなら、コストコではMasterCardしか利用できないので、コストコに行く機会が多い人はMasterCardがおすすめです。
どちらも世界的にも利便性が高くトップクラスのシェアを誇りますが、VISAは世界シェア約45%、MasterCardは約25%とVISAが優位で海外でも使いやすいです。
どちらにするか悩んだら、世界シェアNo. 1のVISAにするのがいいでしょう。
- コストコを利用する→MasterCard
- 世界シェアNo. 1→VISA
楽天カードはVISA、MasterCard、JCBから国際ブランドを選べます!
三井住友カードはVISA、MasterCardから国際ブランドを選べます!
その3:ポイント還元率とポイントの使いやすさ
楽天カードは通常1%還元、三井住友カードは通常0.5%還元です。
また、三井住友カードはゴールドカードにすると、年間100万円以上の利用でボーナスポイントが10,000ポイントがつきますので、実質1.5%の還元になります。
100万円以上使い続けると実質ポイント還元率は下がっていくから注意!
どちらもクレジットカードのポイント還元率としてはかなりいいです。
「でも、ポイントでしょー?お得なのかどうかピンとこないなー!」
という人もいると思います。
わたしもそうでした。
ポイントはモノや商品券で還元されていた記憶があり、お得なのかどうかあまり理解していませんでした。
しかし、もはやそれもむかしの話です!
楽天カードの楽天ポイントや三井住友カードのVポイントは特に使い勝手が良く、現金のように手軽に利用できます。
特におすすめのポイント利用方法はクレジットカードの支払いに充当すること。
クレジットカードを利用して貯まったポイントでクレジットカードの支払いができるなんて「何かのバグかな?」。笑
クレジットカードを利用するだけでポイント分が常に割引されているのと同じですね!
ひとつだけ注意があり、楽天ポイントの期間限定ポイントはクレジットカードの支払いに充当することができません。
期間限定ポイントは楽天ペイというアプリでバーコード決済に利用することができるので、そちらの利用がおすすめです!
楽天カード、三井住友カードを利用するだけで常に割引価格でお買い物しているのと同じ感覚ですよ!
その4:ナンバーレスカードでセキュリティ対策
最近ではセキュリティのためにカードに刻印や印字がされていないものが増えてきました。
とはいえ、まだナンバーレスカードは主流ではありませんが楽天カードも三井住友カードもナンバーレスデザインに切り替わっているのでセキュリティ面も安心です。
その5:電話対応がいい方がいいけど…
もしもの時のためにコールセンターにはすんなりつながって欲しいものですが、楽天カードも三井住友カードもどちらもコールセンターに電話はつながりにくいようです。
どちらのカードも会員数が多く対応が大変なのだとは思いますが、改善してもらえたら嬉しいですね!
とはいえ、私はカードを利用していて困ったことやトラブルに巻き込まれたことは今までになくコールセンターに電話したことは一度もありません。
デメリットも知っておかいないとね!
年会費のかかるカードのコールセンターはつながりやすいようなので、安さを取るか便利さを取るかと行ったところですね!
その6:ETCカードが年会費無料で使える!
車に乗るひとでしたらETCカードも作っておきたいですよね。
楽天カードは条件つき(全然厳しくないです!)、三井住友カードは条件なしでETCカードの年会費は無料です。
年会費無料ならたまにしか車に乗らない人でもとりあえずETCカードを作っておいてもいいですね!
楽天カードのオススメポイント
楽天経済圏という言葉があるように、楽天グループには楽天市場、楽天銀行、楽天証券、楽天モバイルなど生活を網羅できるほどのサービスが充実しています。
生活の全てを楽天サービスを利用するとポイントがたまるペースが物凄いです。
私もちょっと前まで楽天経済圏の住人で楽天銀行、楽天証券、楽天モバイル、楽天市場には大変お世話になってました!
楽天サービスからはちょっとづつ離脱中ですが、楽天カードはポイント還元率が良すぎるので今でも利用しています!
ちなみに、楽天カードには一般カード、PINKカード、ゴールドカード、プレミアムカードなど種類がありますが、年会費・ポイント還元率など利便性を考えると一般カードがおすすめです!
また、楽天カードと楽天銀行カードは全くの別物になります。
おすすめは楽天カードですので間違えないように気をつけてくださいね!
三井住友カードのオススメポイント
楽天カードと並んでおすすめのカードは三井住友カードです。
三井住友グループということもあってセキュリティには定評があります。
通常のポイント還元率は0.5%と楽天カードに劣りますが、100万円達成時のボーナスポイントを考えると1.5%還元の高還元率です。
そのほかのクレジットカードに比べると高還元率なのには間違いありません。
また、セブンイレブン、ローソン、マクドナルド、ドトールコーヒーなどの生活に便利な店舗の利用で5%ポイント還元!さらにポイントアッププログラムで最大15%ポイント還元になります。
個人的には店舗によってカードを使い分けるのは面倒なので、ポイントという点では楽天カードがおすすめです。
しかし、それでも三井住友カードも紹介するのはシンプルなカードデザインとゴールドカードが無料(条件付き)だから!
三井住友ゴールドカードは年間100万円の決済をしたらその次の年からは通常5,500円(税込)の年会費が翌年以降永年無料になります!
ゴールドカードを持っていると、海外旅行時に自動付帯される保険がよくなったり、飛行機に乗る際に航空ラウンジが利用できたりとさまざまな特典があります
あと、単純にゴールドカード持ってるのかっこいい!笑
年間100万円つまり、月に約9万円のカード決済が見込まれる人は圧倒的にゴールドカードの申し込みがおすすめですよ!
ステータス性のあるゴールドカードを年会費永年無料で持てるのはとっても魅力的です。
余談ですが…
なんで楽天カードってあんなにデザインがイマイチなんでしょうね!
イチオシカードなのは変わらないのですけど、デザインが気に入らない!笑
また、最近の楽天はモバイル事業が赤字決算でグループ全体で見ると経営があやしいのでは?との話をよく聞きます。
楽天カード株式会社自体の業績は伸びていて、楽天カードの発行枚数も急激に成長しているのでクレジットカード事業に影響はないと考えていますが、今後の経営面が心配な人には三井住友カードがいいかもしれません。
2枚目にはビックカメラSuicaカードがおすすめ
お得&便利にポイントを貯めるにはポイント還元率の高い一枚のカードを利用するのが1番いいです。
しかし、それでも私は2枚持ちしていますし、2枚持ちをオススメします。
正確には4枚(+事業用カード)持ってます。でもカード初心者には2枚持ちがおすすめなのは本当です!
ちなみに、マリオットボンボイプレミアムカード(AMEX)、三井住友ゴールドカード(VISA)、楽天カード(VISA)、ビックカメラSuicaカード(JCB)を持ってます!
2枚持ちをおすすめする理由は2つ
- 国際ブランドのリスク分散
- 持ち歩かないカードを作ることで紛失不正利用リスク対策
また、2枚目のカードにビックカメラSuicaカードをおすすめする理由は3つ
- Suicaのオートチャージができる!
- 公共料金のポイント還元率がいい!
- 国際ブランドにJCBが選べる
- ポイントが使いやすい!JREポイントとビックポイント
- 年会費が実質無料!
2枚持ちをおすすめする理由
その1:国際ブランドのリスク分散
クレジットカードを1枚しか作っていなかった場合、万が一その国際ブランドが利用できない場合に代わりのクレジットカードを利用することができません。
1枚目のカードとは別の国際ブランドのクレジットカードを持つことで、そういったリスクに対応することができます。
また、万が一利用しているカードの国際ブランドがトラブルやサービス停止などでカードの利用ができなくなったときに一時的にもう一枚のカードで対応することも可能です。
…とはいえVISAやMasterCardにそういったトラブルが起こることは考えにくいですので、これだけの理由だと1枚でもいいかもと思いますね。
その2:紛失・不正利用リスク対策
普段の生活費、公共料金、ネット通販などの支払いを全部一枚のカードで行っていた場合、カードを紛失してしまったり、通販であやしいサイトに情報を取られてしまうと一大事です。
カードの利用を停止して、新しいカードを発行してもらうまでクレジットカードを利用することができません。
そういった理由からもメインカードのほかにサブカードを作ることをおすすめします。
サブカードは持ち歩かずに公共料金など支払いが止まったら困るものの支払い用などにすることをおすすめします。
また、サブカードを家に保管しておけば、財布を紛失してしまってもメインカードの再発行まではサブカードを利用することで対応ができます。
サブカードにビックカメラSuicaカードをおすすめする理由
サブカードを持つことは説明してきましたが、ここからは2枚目のカードにビックカメラSuicaカードをおすすめする理由を紹介します。
ビックカメラSuicaカードはSuicaで電車を利用しない人にもビックカメラを利用しない人にもおすすめできるカードです!
その理由も含めて解説していきます。
その1:Suicaのオートチャージができる
Suicaのオートチャージができるクレジットカードは限られています。
ビックカメラSuicaカードはSuicaのオートチャージが可能です。
オートチャージを設定しておけばチャージ残高が足りずに改札で閉め出されるという煩わしさから解消されます。
急いでいる時に改札で閉め出されると焦りますよね!
ふだんから電車を利用する人が便利なのはもちろんのこと、あまり電車を使用しない人もたまに乗る電車だからこそ残高がなくなっていたりして困ることがあります。
わたしは電車と車の利用は半分くらいで生活しているので、「車派にお得で便利なカードはないかな?」と探したのですが、ガソリンスタンドが限定されたりしてあまり便利なカードが見つからなかったので、車派の人にもビックカメラSuicaカードをおすすめします!
車移動メインの人はガソリンスタンドが独自に発行しているプリペイドカードやバーコード決済(〇〇ペイ)を利用するのが今のところ1番お得かな?と思ったよ!
その2:公共料金のポイント還元率がいい
サブカードは家に置いておく用のカードとして公共料金の支払いをするのがおすすめなのですが、ビックカメラSuicaカードは公共料金のポイント還元率がいいのもおすすめポイントです。
メインカードでおすすめしている楽天カードや三井住友カードはポイント還元率のいいカードですが、実は公共料金などの一部の支払いでポイント還元率が下がります。
- 楽天カード:通常1%→0.2%
- 三井住友カード:通常0.5%→変わらず0.5%
- ビックカメラSuicaカード→通常1%→変わらず1%!
このように、楽天カードは公共料金の支払いではポイント還元率がさがります。
また、三井住友カードのポイント還元率はさがりませんが、元々のポイント還元率がビックカメラSuicaカードの方が良いです。
その3:国際ブランドにJCBが選べる
JCBは世界シェアではVISA、MasterCardに劣りますが、5大国際ブランドで唯一日本発祥のブランドです。
国産ブランドを応援したいという感情面でも一枚は持っておきたいカードです。
また、メインカードをVISAやMasterCardにしている場合、リスク分散の意味でも別の国際ブランドのカードを持っていることはいいことです。
リスク管理は分散することが1番!
資産運用も仕事もひとつに絞ることで成長速度は早くなりますが、そのひとつがうまくいかなかったときのリスクは高くなりますので、適度なリスク分散が必須です!
日本ではVISAとMasterCardは海外の会社なので、日本と外国諸国で何かトラブルがあったときはどちらも同時に使えなくなる可能性があります!(ないとは思うけどね、リスク分散!)
その4:ポイントが使いやすい
ビックカメラSuicaカードでたまるポイントはJREポイントとビックポイントの2種類です。
- JREポイント
- ビックポイント
JREポイントはJR東日本のポイントでビックポイントはビックカメラのポイントです。
どちらのポイントカードも利用したら有効期限が延長される仕組みになっているので失効することがほぼありません。
オートチャージを設定して、公共料金の引き落としをしていたらその都度延長されるので絶対に失効しないよ!
また、それぞれのポイントにはいろいろな使い方がありますが、JREポイントはSuicaに1ポイント=1円でチャージして、ビックポイントはJALマイルに変更して使うか、ビックポイントのままビックカメラのお買い物に利用するのがおすすめです。
JALマイルはビックポイントとほぼ同じ価値で変更することが可能です。
ビックカメラでビックポイントを利用するときはポイント利用分にはポイントが付かないので、ポイント還元率の低い商品に利用するといいでしょう。
ビックポイントためてアップル製品買おうかなって考えてる!
その5:年会費が実質無料
ビックカメラSuicaの初年度の年会費は無料、次年度以降は550円ですが、年1回以上クレジットカードの利用があれば年会費が無料になります。
買い物内容に条件はなく、ビックカメラ以外での買い物でもSuicaへのクレジットチャージでもオートチャージでも問題ありません。
まとめ:楽天カードor三井住友カードとビックカメラSuicaカードの2枚持ちがおすすめ!
わたしが考える初めてのクレジットカードの組み合わせはこちら!
- 楽天カード(VISA)
- ビックカメラSuicaカード(JCB)
- 楽天カードor三井住友カード(MasterCard)
- ビックカメラSuicaカード(JCB)
- 三井住友カード(VISA)
- ビックカメラSuicaカード(JCB)
- 楽天カード(VISA)
- ビックカメラSuicaカード(JCB)
- 三井住友カード(VISA)
- ビックカメラSuicaカード(JCB)
楽天カードと三井住友カードは年会費無料なので、迷ったらどちらも作っておいてもいいですね!
また、ビックカメラSuicaカードではオートチャージと公共料金の支払いの設定をしておけば年会費無料です!
ビックカメラSuicaカードはサブカードとして財布にはいれず家に保管しておくことで、万が一財布を紛失してしまっても公共料金の支払いが止まってしまうこともありませんし、メインカード再発行まで臨時で使うことも可能です。
もし、家の近くにデパートがあって「食料品も生活用品もほとんどデパートで買うよ!」という人はそのデパートのカードをメインカードにするといいと思います!
ポイント還元率や特典はしっかり確認してね!
そして、国際ブランドが選べるのであればVISAがおすすめです。
「AデパートでもBデパートでも買い物をするよ!」という場合は楽天カードや三井住友カードにする方がいいでしょう!
適度にリスク分散をして便利にクレジットカードを利用しましょう!
楽天カード新規入会キャンペーン