【個人事業主】屋号とは?決め方おすすめ2選!
こんにちは!
フリーランスミュージシャンのみーです!
2月に入りました!
個人事業主や副業をしている人たちは確定申告の時期ですね。
もうやりましたか?わたしはまだやってない!笑
みなさん屋号ってつけてますか?
「開業届や確定申告に書く欄あるけど空欄で出してる」
って人も多いんじゃないでしょうか?
空欄でも問題ないのですが屋号があると便利なことがたくさんあります!
- 結婚して名前が変わった人
- 芸名で活動している人
- 企業とのやりとりがある人
特にこれらの人は必見です!
屋号とは?
屋号とは個人事業の名前のことです。
屋号をつけることは義務ではなく、必ずつけなければいけないものではありません。
屋号をつけるメリットは?
義務じゃないのに何でつけるの?
屋号をつけるメリットはいくつかあります。
解説していきましょう!
事業内容や専門性を表しやすくなり信頼度が上がる
一般的には屋号をつけることにより事業内容や専門性が伝わりやすくなり信用度が上がります。
デザイナー 山田太郎
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〇〇企画 デザイナー 山田太郎
田中隆ピアノ個人レッスン
↓
T’s MUSIC 代表ピアノ講師 田中隆
いかがですか?
屋号がついていた方がキチンとしているように見えませんか?
残念なことに個人事業は法人と比べると一般的に信頼度が劣ります。
小さなことを積み重ねることでより顧客や取引先に安心感を与えることができます。
屋号付きの銀行口座を開設できる
開業届があると屋号付きの銀行口座を開設でできます。(銀行によります。)
報酬の振込先が個人名義だと顧客から見たときに不安になりやすいので、そんな時に屋号付きの口座が役に立ちます。
また、プライベートの口座と事業用口座を分けることにより資金の管理が楽になります。
ある企業からレストラン演奏の仕事を請け負っていたときに屋号付きの口座があったおかげでミュージシャンコーディネートを丸々任されていたよ!
スクールの仕事も屋号付きの口座の方が安心感があるみたい。
ちなみにツアーサポートやレコーディングの仕事は個人名でやってる!
どちらの内容も社会的信用が上がって取引先や顧客に安心感を与えられるってこと!
安心感は売上に直結するよ!
屋号を決め方は?タイミングや変更の仕方を解説!
屋号をつけるのに特に提出する書類はありません。
屋号をつけよういと思った時から名乗り始めて、確定申告時に屋号・雅号の欄に記入すればOKです!
「今日からわたしの屋号は〇〇ですー!」
こうやって宣言すればOKです!
なんなら、極端なことを言うと宣言しなくても自分でそう思えばそれでOKです!笑
タイミングもいつでも大丈夫です!
想像以上にハードルが低くて逆に不安になるくらい!
拍子抜けするよね!笑
屋号はいつでも変更できる
変えたい時はまた心の中で
「やっぱ屋号を××に変更しますー!」
と思うだけ。
そのときにとる手続きは一切ありません。
次の確定申告で屋号・雅号の欄に新しい名称を記入しましょう。
屋号の決め方、オススメ4つのポイント
名づけって一生のうちに何回もしないですよね。
自分の子供やペットぐらいかな?
ましてや自分に関わる名前を決められることなんてなかなかないですよね!
そう考えるとどんな屋号にしようかワクワクしませんか?
事業内容にあったおしゃれでインパクトのある屋号が付けられたら素敵だと思います。
個人的に屋号をつけるにあたってオススメのポイントはこちら!
- 覚えやすい
- 読み間違えがない
- ドメインの取得ができる
- 事業内容がわかりやすいけど業務を限定しすぎない
覚えやすい
キャッチーな名前にすれば印象に残りやすくビジネスチャンスも広がります。
読み間違えがない
いろいろな場面で屋号で呼ばれることが増えます。
読みにくい名前ですとそのたびに説明することになるのでそれなりの手間になります。
読みにくい屋号でもインパクトがあって覚えてもらいやすいという考え方もあるので、自分が納得すればどんな名前でもいいと思うよ!
ドメインの取得ができる
事業を始めたらそれを発信していくことになると思います。
ホームページやSNSを利用することになると思うのでドメインが取りやすいものがいいでしょう。
わたしはありがちな屋号にしたのでドメイン取るのが少し大変だったよ
先にドメインを取得してから屋号を決めてもいいですね!
事業内容がわかりやすいけど業務を限定しすぎない
音楽関係なのに「〇〇測量」とかデザイン関係なのに「〇〇ミュージック」と名前をつけてしまうとどんな仕事をしているのか疑問にもたれることもあるでしょう。
ここは素直に音楽関係なら「〇〇ミュージック」など業務にそった名前にするなど紛らわしくない名前にするのがいいでしょう。
また、わかりやすくすると言う意味では地元密着型の事業でしたら屋号に地名を入れるのもオススメです。
個人的におすすめの屋号のつけ方2選
1、芸名(旧姓)を屋号にする
わたしは結婚をして本名は変わったのですが、演奏活動をする上では旧姓を名乗っています。
そういう人多いんじゃないかな?
屋号を旧姓や芸名にしておくと屋号で呼ばれても本名で呼ばれても気になりません。
また確定申告(所得税)では屋号で書かれた領収書も有効になるので便利です!
屋号というとお店の名前のようなものを想像するかもしれませんがこうやった名づけ方もありですよ!
2、事業がわかりやすいけど業務を限定しすぎない
わたしは音楽教室をするにあたって屋号をつけたので「〇〇ミュージック」としています。
あえて「〇〇ミュージックスクール」ではなく「〇〇ミュージック」としていたことで音楽教室以外の業務でも違和感がなく使用することができます。
事業はわかりやすいけれど業務は限定しすぎない屋号にしましょう!
演奏の仕事をしたときに「〇〇ミュージックスクール」だと違和感あるもんね!
逆に音楽教室以外の業務を行わない場合は「〇〇ミュージックスクール」としたほうが業務内容がわかりやすくていいと思います!
まとめ:屋号を利用して便利に!
「屋号」という聞きなれない言葉で後回しにしちゃいがちですが、いつでも変更可能です。
気負わず便利に使いましょう!
屋号が決まったら開業届を出して青色申告をしよう!
屋号が決まったら開業届を出して青色申告をしましょう!
開業届を出すと屋号付きの銀行口座やクレジットカードが持てるようになるなどメリットがいっぱいあります。
https://life-of-music.com/kaigyou/また、開業届を出すと青色申告が可能になります。
個人事業主の節税で1番簡単な方法が青色申告にすることです。
この機会にチャレンジしてみてはいかがですか?
青色申告に関してはまた別に記事を書きますね!
おしまいっ!
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